端々にあるもの
究極の2択を選ばなかった。 アラサードラマーの「うさぎ」でございます。
競馬
小学生の頃に競馬を意識していた方はやっぱり両親がやっていたからとかが多いと思いますね、うちの両親は全くやらないので、買っても宝くじ少しくらいの感じです。 そんな中でアラサードラマーはダビスタっていうゲームをやってたんですよ。スーパーファミコンだったと思うんですけど、ダビスタ3だったかダビスタ96だったかその辺りだったと思います。 そうすると競馬の世界をゲーム上ですけど体験していったりして、G1だとかね。ちょっとずつ雰囲気つかんでいくんですけど、馬は育てても馬券は買わないので世の中の競馬とは視点がちょっと違うんですね。 でもある時、日曜日の昼間にテレビ番組やっているのに気がつくんですよ。これが競馬なんやって、お昼ご飯食べに行った中華料理屋の新聞を見たらいつもと違ったスポーツ新聞で、そこに書いてあったやつやって。 真剣に見るって感じではなかったですよきっと当時は。でもアナウンサーの実況が結構エネルギー感あって、なんていうかみどりのマキバオーの方が先でしたかね、熱くなるもんなんやなってくらいは思ってましたね。 それを経ての月曜日ですよ、また無限放課の学校が始まるわけでして。そうしたら自分の口から言いましたからね、「競馬で負けて機嫌が悪いんじゃ!」って。 子供心ながらにね、コイツあかんなコイツあかんやつやって思いましたよ。この先生は絶対あかん人やって、先生っていうか人としてあかんやつやって。こんな大人になったらあかんって。 元々の憧れとか尊敬みたいなところからの裏切られた出来事が、心の中のどん底を感じさせられたのを覚えてますね。めっちゃショックでしたもん。 しかも1年は学校で毎日会わなあかんのですよ。憂鬱しかないですやん。そんな毎日をどう切り裂いて過ごすかなんて、当時のアラサードラマーにはというか、普通の小学生にはなかったですね。 それでも時は平等に過ぎていくという、気がつかぬ間にね。
防災訓練
子供の世界にもやっぱり社会みたいなものが今になると出来上がっていたと思いますね。 繊細な子もやっぱりいたんだろうなぁと思いつつも面白い事に向かうように動いてしまうアラサードラマー、いっぱいデリカシーのない事もしたように思います。 そんなこんなで、ゆとり教育と言う名の無限放課にも子供社会の順応性の能力の高さによってか、それはそれで楽しくやっていこうという空気になっていった気がします。 ただやっぱり担任の先生っていうのは変わらないですからね。もうアラサードラマーの中では普通ではないなったらあかん人みたいな括りになってましたからね。 なんかちょっと友達になんかあったらアゴのあたりとかに飛び蹴りしたらワンチャン倒せるんかなとか考えたりしてましたね。防衛対策というか。 でもやっぱりこの先生超えてくるんですね。もうビックリっていうかただ痛いっていうか。 防災訓練って教室で授業やってる時に前方のスピーカーからサイレンかなんか鳴って、ただ今地震がありましたみたいなアナウンスが流れたように思います。 それでみんな机の下に隠れるんですよね。そしたらこの先生は教卓の下からソフトボールの入ったかごをね出したんですよ。 それでそのソフトボールをこっちに向かって投げてきたんですよ。「おみゃーらちゃんと隠れろー」言うて。 たぶんですけど、良いように解釈して危険な感じを演出してたんでしょうね。棚の上からもの落ちてくる的な事ですよ。 でも教卓からソフトボール投げてくるんで入射角が明らかにオカシイ訳ですよ。上からじゃなくて横から投げてくるからもうみんなバシバシ当たって。 最初の方はなんか調子良いやつなんかリアクションとったりとかして、やや笑いになっていた部分もあったと思うんですが、ソフトボールのかごが2つ目が出てきたんですよ。 ほいでまた投げるんですよ。強くはないですけど普通に投げるんですよ。イスとか机がパチンコみたいになってイレギュラーにみんなに当たるんですよ。 女の子とかも普通に顔に身体にボコボコ当たってるんですよ、もうね、無茶苦茶ってこういう事なんやって。 調理場から火が出たという仮の状態でみんな運動場に避難するんですけど、そのソフトボールを先ずみんなで拾うっていうね。それから避難っていう。 ただのストレス発散やったんやって。2かご目はもうね。
へら
そんな小学校5年な生活も当時はお咎めなんかなくごく自然に過ぎて行きました。ある意味のやりたい放題でもそれは範疇という解釈なんでしょう。 それでもね子供の社会は面白い事や、ちょっとしたリスクなんかが楽しかったりしていたんですよ。 やっぱり「笑い」ですね。当時のアラサードラマーが一番真剣に取り組んでいた事じゃないかなと思います。 もうちょっと記憶が定かじゃないんですが、とんねるずのなんかの番組で「へら」っていうネタというかコーナーみたいなのがあって、牛乳を口に含んだ状態で笑いを我慢するみたいな事です。 これが給食で牛乳って毎日出るので、マネするのにちょうど良い感じになるんですよ。 給食ってなんとなく班になる感じで食べるんですよね。机をこう寄せ合うような感じで複数で一緒に食べる感じにするっていう。 で誰かが牛乳を飲もうとすると、みんなスイッチが入るんですよ。「へら」のスイッチが。 その飲んでる間にどう笑わせて牛乳を吹き出させるかっていうのは、瞬発力のあるなんらかで脳に語りかけないといけないんですよ。 動きやワードのチョイスとかもありますが、目線に入るのかどうかとか、その頃のトレンドみたいな事を含めたりだとか。 それもみんなで一緒にやっちゃうとごちゃごちゃになって何言うてるかわからんくて結局は吹かないに直結してしまうので、空気を読むことも大事ですし、事前準備や根回しというかここは俺が行く的なのとかもありましたね。 そんな中で1秒かからんで飲むやつがいたんですよ。流し込めるやつが。ある意味で絶対吹かないんですよ。 コイツをね吹かせたいっていうね、欲求がちょっとあんまりにも出て、ほんまなんでこんな事したんだろうな〜思いますね。 まずは牛乳を飲む前におかわりもらう感じで席を立つんですよ、その時にソイツが牛乳を飲むのを伺うんですね。 なぜかというと牛乳を飲む時間も一瞬なんですが、流し込む感じなので顔が上を向くんですね。なので席についていたら伝わるもんも伝わらないんですよ。 なんで牛乳のフタを取る仕草みたいなんを確認して近づいていったんです。みんなもスイッチ入ってるけどどうせ笑わされへんみたいな空気がちょっとした相手の油断も呼ばせたのかも知れません。 なんでソイツが牛乳を流し込むために上を向いた瞬間に、ありったけの変顔とエンジェル伝説ばりの奇声に近い叫び声みたいなものをその目の前にぶち込んだんですよ。 そしたらもう流し込んでた牛乳が胃に到達する前に氾濫を起こして、全員ビシャビシャになるくらいスプラッシュしたんですね。 やっぱりね最後の砦を崩したらそれ相応の報酬というか出来事がありましたね。ソイツはちょっと怖い感じの眼鏡かけて体格も大きいヤツだったんですけど、顔も服も眼鏡もグシャグシャのビチョビチョなんだけどめっちゃ笑ってて、その時のクッセーなぁって言いながらの笑顔は今でも覚えてますね。 親はなくても子は育つかもしれませんね。
おわりに
まだまだ書き足らない事いっぱいあるようにも思うんですが。 今度は高校編とかも書いてみようかな。 星屑の様に集中です。
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