お初で

こんにちは、新しいカテゴリー書いてみます。

アラサードラマーの「うさぎ」です。

はじめに

少し前にそんな話を聞きたいと言われたんです。生い立ちまでいかないけれど、どうやってドラマーなるものまでなったのかというところ。曲がりなりにも２０年はドラムを続けられていますし、家庭をもったり親の介護したり人間としてそれなりに生きてるその生き様を聞きたい人が世の中にいるんだなぁと思えた瞬間ですね。

そんなに特別な人間ではないです。父がいて母がいて兄がいて文鳥やうさぎを飼ったりした家で育ちました。とても大きな世の中でのとても小さな生き様ですが、それによってその方にとっても喜んでもらえましてパワーを受け取ったり活力になったりと言っていただけました。そんな事もあるんだなぁと。

ですのでちょっとした過去回想とよしあしごとのスピンオフまでいかないけれど、けっこう覚えてる記憶のうちのそのまた一握りを書いてみようと思います。もしこの文章に出会った方がいて気持ちが晴れやかになったらそれは素直に嬉しいです。

とりあえず中１ですかね。

立ち位置

中学１年生の頃覚えてますか？そんなに覚えてる事なんて、思い出すような事なんてないのが通常の毎日だと思うのですが、コロナの影響にしておきましょう思い出していきましょう。

入学式終わって、始業式終わって何日かちょっと経って男子は群れで動く生き物ですからってわけじゃないんですが、なんとなくヤンチャなやつ、スポーツできるやつ、図書委員になりそうなやつ、理科で100点取っちゃうやつとか分かれつつ序列が出来上がっていくんですよ。

なんですがアラサードラマーはちょっと属さない感じでして浅く広く付き合うというかヤンチャなやつとも仲良いし理科で100点取っちゃうやつからも朝からおはよう言われちゃうっていう、なんとも男ウケしてたのかな〜と今思うとですがクラスの男子には全員と親しい感じだったんです、だけれども属さないという。

そんなアラサードラマーの中学生活が始まります。

カツアゲ

年子じゃなくてなんていうんですかねこういうの、２つ上にお兄ちゃんがいる兄弟っていうのは。同級生にそういう２つ上にお兄ちゃんがいるっていう友達がいまして、まぁまぁ何人もいたんですよ。そうすると同級生のヤンチャな子にも２つ上のお兄ちゃんがいてまたその人もヤンチャっていう図式が成り立つ感じだったんですね。

それで４月のある日に下駄箱で先輩のヤンチャな人に絡まれるんですよ。もうめっちゃ怖い感じですよ、当時は髪の毛染めてたらもうヤンキー的なのありましたからね、財布出せだったかジャンプしてみろだったか言われて。

ただアラサードラマーは何を思ったのか「何でそんなんせなあかんのですか？」と火に油を注ぐ言葉を相手に投げかけるわけです。今思っても何でだろうですね怖かったのは覚えてますけど、いらん正義感が勝ってるっていうのが面白いですね。

そうしたら、何だオマエとなるわけですよ、隣にいた友達も何でそんな事言うねん思ってますよね。そして胸ぐら掴まれて殴られるとかなりそうなその時、クラスの違う友達が何やってんのとくるんですよ。

いやいや殴られる寸前やんって思いつつも、その言葉はアラサードラマーではなく殴る方のヤンチャな先輩に言っていたんですね。何を隠そうそのクラスの友達がそのヤンチャな先輩の弟だったわけなんです。

それで色々と話をつけてもらって、まぁ友達だもんでやめたってよと言う事で事なきを得たわけなんですけど、お前の兄ちゃん怖いな〜って言うたら、良く殴られなかったな〜って言われて、タイミング良かった〜と思い直すアラサードラマー。

今度その兄ちゃんにあったらどんな顔すればええんやろ〜って思いながら帰りました。